DROP SCHEMA
名前
DROP SCHEMA -- スキーマを削除する
概要
DROP SCHEMA [ IF EXISTS ] name [, ...] [ CASCADE | RESTRICT ]
説明
DROP SCHEMAはデータベースからスキーマを削除します。
スキーマを削除できるのは、所有者またはスーパーユーザのみです。
所有者は、スキーマ内に自分が所有していないオブジェクトが含まれていても、そのスキーマ(およびそこに含まれる全てのオブジェクト)を削除できます。
パラメータ
- IF EXISTS
スキーマが存在しない場合でもエラーになりません。
この場合注意メッセージが発行されます。
- name
スキーマの名前です。
- CASCADE
スキーマに含まれるオブジェクト(テーブル、関数など)を自動的に削除します。
- RESTRICT
スキーマにオブジェクトが含まれている場合は、スキーマの削除を拒否します。
こちらがデフォルトです。
例
データベースからmystuffスキーマ、およびそこに含まれる全てのオブジェクトを削除します。
DROP SCHEMA mystuff CASCADE;
互換性
標準SQLでは一度のコマンド実行につき1つのスキーマしか削除できないという点を除き、および、PostgreSQLの拡張であるIF EXISTSを除き、DROP SCHEMAは、標準SQLと完全な互換性を持ちます。